整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

走行距離が少ない

 


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    経費が安く、環境に配慮し、1回の充電で220kmは軽く走る素晴らしいクルマ、とのセールストークに酔い、『220kmも走れれば、充分実用にも耐える』と判断して購入した車だったが…。

    乗り始めでも1回の充電で180km程度しか走行できなかったのに、登録後2年半ほど経つと(当時)、1回の充電で80km程度しか走らなくなってしまった。


    購入した販売店のセールスマンに苦情を言うと「経年による傷みや劣化はどうしようもない。有償修理で部品代だけで60万円程度はかかる」と言われた。

 

    これでは同じクラスのガソリン車の方が維持費も安いし、保守管理が行われたガソリン車なら5年10万km保証が常識。

 

    それが、この車はわずか2年半で、エンジンとも言える60万円ものバッテリーが消耗品だとの理由で有償となり、交換しなければ走行出来なくなるというのはおかしくないか?

 

    それでも販売店が妥協案を提示してくれたら折り合いをつけるつもりだし、話し合いにも応じる用意がある。

    しかし、ディーラーはそういった提案を
一切せず、「仕方がない」としか言わない。申し訳ないとは思うが、販売店に口添えしてもらえないか?という相談。

    販売店に連絡して苦情内容と貴方の要望は伝えてみる。しかし、妥協案の提示や金銭の話、口添えなどはしないし出来ないがそれで良いか?と聞くと「それで良い」というので連絡を取り、「当方から連絡をした証として販売店からお客様宛に連絡して貰えるように伝える」と言って一旦電話を切った。

 

 

掲載して1ヶ月以上が経過したので続きは以下に移動しました。

https://note.com/carrot3/n/nb3569af45843