整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

立証責任はだれに


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 車を新車で購入して2年が経ったが、この度 走行中にデフロスタの操作を行ったら前面ガラスが曇り、そのせいで事故をした。

 これは車の欠陥でリコールになるはずだ。

 

 関係省庁や製造元のお客様相談室に電話をしても「購入店と話をして」と逃げるばかり。その肝心の購入店が話にならない。

 

 最終的にこの電話(当方)に相談してほしいと言われた。

 ここはそういう苦情を聞くところか?と何とも”上から”の電話。

 

 「関係省庁、製造元、販売店といった今まで電話をしたところは全て私の事故を隠蔽しようとした。もはや裁判も辞さない」と。(あ~そうなのか)

 

 それより、何度聞いても車どころか自分の名も名乗らない。

 で、別のことを聞いた。

 「ところでお客さんは何の裁判をするのか?」と。

 

 「何度も言わせるな。車が欠陥だと言っている。その欠陥により事故をしたのだから修理代を製造元に支払わせる裁判だ」と。 ← 笑

 (裁判ね。この人は絶対にしないと思う)

 

 わかりました。

    裁判をするのならまずは裁判所に訴状を提出しないといけないですが、その前に『車が欠陥で』ということでしたらその欠陥を立証しなければなりません。

 車にどんな欠陥があるのですか?

 

 掲載して1ヶ月が過ぎたので続きは以下に移動しました。

 

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