整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

説法の意味知らずしてする説法

 

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 笑える話かな?ちょっと愚痴っぽくなりますが(笑)

 

 始動不能で修理の依頼があり引取に。

 エンジンの回転センサーがピックアップ信号を出しておらず、センサー交換。 → エンジン始動 → 修理完了

 

 納車後、一週間ほど経過して再び始動不能で引取に。

 このときの原因は燃料ポンプ。ポンプリレーも交換したいが、壊れていないし金額もそこそこなので相談した上で保留 → エンジン始動 → 修理完了

 

 その後10日ほど経過して再々度エンジンが始動不能に。

 3回目は、点火コイルが1個アウト。これは全数と、プラグコードからのリークもあったので点火系出力部品をセットで交換。 → エンジン始動 → 修理完了

 

 この3回の修理の各回の修理代金は、1回目が工賃込みで2万円程。2回目も同様、2万円弱、3回目は部品代が高くて10数万円の請求金額になった。

 作業はそれぞれ毎回きちんと説明し、納得していただいた上での交換作業だったのだが・・・。

 

 次々送られてくる請求書を見たユーザー、3通目の、10数万円の請求を見て電話をかけてきたが、いきなりマックスのテンションで「同じ修理を三回もしておいて、三回も金額の違う請求をしてきて、しかもこの3回目のこれはなんだ?エンジンが始動しないだけで、10万円以上も請求してきて、わしをなめとんのか!払わん!絶対に払わんからな」と意味不明の激烈大激怒の電話をしてきた。

 

 掲載して1ヶ月が過ぎたので続きは以下に移動しました。

 

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