整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

未実施の作業を請求


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 ユーザーからの苦情で、「近所の整備事業者に車検を依頼したが、車が古いのでドライブシャフトのブーツにひび等があれば交換しておいてほしい」と頼んだ、というのが苦情になるきっかけ。

 

 作業に入ってすぐ、右のブーツにひびが入っているとの連絡があった。

 割れたら交換しないと車検は通らないし、想定内のことだったので最初にお願いしたように、左右とも交換してほしいと依頼した。

 作業料金は両方で部品代込みの2万4千円だった。(もちろん車検費用等とは別)

 

 それから2ヶ月ほどが経過し、このたび、用品販売店がタイヤのキャンペーンをやっていることを知り、タイヤを購入。入れ替えもお願いした。

 

 すると、タイヤを外した用品販売店のスタッフがドライブシャフトのブーツに亀裂があるから交換したほうがいいのではないか、と教えてくれた。

 

今年から公開日を1~3日程度に短縮しています。
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