整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

カスタマーハラスメント


f:id:carrot_leaf:20210225184937j:image

 

 弊社で販売した中古軽自動車だが、そのユーザーから苦情の電話があり、相談したいと事業者から連絡があった。

 

  ユーザーからの苦情は「他社でタイヤ交換をしてもらったところ、作業中にボルトが1本折れた」というもの。

 

  ユーザーは「定期点検をきちんと受けているのにボルトが折れたのは御社の作業に問題があったからだ」と苦情をいって来た。

 

    当方(相談事業者)は「定期点検だけでなく、タイヤの脱着時などは損傷の有無なども目視で確認し、最後は必ずトルクレンチを使用して規定トルクで締めている。作業に不備はない」と言い返したものの、こういった苦情にはどう対処したらいいものか教えてほしい、というもの。

 

  ユーザーが他社にタイヤ交換を依頼し、その作業を行っていた他社の作業者がボルトを折った?

    走行中ではなく?

 それでユーザーは他社ではなく、御社が定期点検を行ったときの締め付け等に問題があったといってクレームを訴えてきた?

 

 公開日を1~3日程度に短縮しています。
    この続きに興味のある方は以下にてご購読をお願いいたします。

 

note.com