整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

2019-12-14から1日間の記事一覧

売掛金対策 ④ 

話を持ち出した事業者の話では、金額は一人当たり多くても3万円まで。 少ない人だと数千円という売掛残ながら、すべての売掛金を合計すると20歳代の整備士の年収ほどもあり、長いものは5~6年できかないものもあるとか。 そして、そのほとんどが『いいお客…

売掛金を作らない対策

整備事業者の売掛金は、事故(とも言えませんが保険会社とのことはまたの機会に書きます)を除けば一件あたりの金額はそんなに大きくない。 それに金額が大きいと警戒もするし、たいてい相手は(前述したような人)売掛しても大丈夫な人だから。 続きは以下で…

売掛金の小さな落とし穴

整備事業者は「売掛金に時効がある」ことを知らない、というか、「毎月請求書を送っていれば時効は成立しない」と思いこんでいる人が多い。 その情報ソース はたいてい「前に勤めていた同僚」か「同じ会社の先輩」で、私もそうでした。 しかし、ユーザー心理…