整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

一次災害か二次災害かの立証

ユーザーが、弊社の代車で個人宅の擁壁に衝突するという物損事故を起こした。 その被害者からおかしな苦情を受けそうだ(まだ直接苦情を受けたわけではない)という事業者からの相談。 車を貸したユーザーとは特に親しいわけではないというが検査だけは毎回…

発注済みだからキャンセル料

"> 高齢ユーザーと車の販売契約をしたという事業者からの相談。 "> 車の発注をかけてから契約者の息子(だから本人ではない)が「今乗っている車の検査を受けたばかりなのでクーリングオフで契約をキャンセルしたい」と連絡があった。 弊社は既に販売店に発…

付き合いの長さと苦情の関係性

車検を実施した後、ボルトが1本破損し、そのことで外れた部品(折れたボルトと外れた部品の詳細は控える)がショック及びタイヤに干渉し摩擦熱でタイヤから煙が上がった。 走行中に、ユーザーが煙に気づいてすぐに路側帯に車を止めたから火災にも事故にも至…

オイル洩れの事実確認が先

"> 弊社でタイミングベルトを交換したあと3万kmほど走行している車のユーザーからオイル漏れをしたと連絡があった。 しかし、問題はオイル洩れではない。 "> ユーザーは、自宅車庫にオイルの洩れた跡を見つけたが弊社が休みだったので近所の系列販売店に…

事業者間取引でのトラブル

取引をした相手(同業事業者)とトラブルになりかけているという相談が事業者からあった。 個人経営の事業者が、相談事業者のホームページに掲載していた在庫車を見て購入を打診してきたのが発端。 現車確認をし『外装関係はノークレーム』と書面で契約を交…