整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

小さなアドバイスはお互いの宝物

 

   
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 半年前に乗用車の車検を受けた。

 同時にエンジン前部からのオイル漏れも修理してもらったが、今回、その時と同じ箇所からオイルが漏れてきたので修理見積りをしてもらったところ金額は約15万円だった。

 この金額は、前回の車検時に支払ったオイル漏れ修理 (保険税金等を含めた額) とほぼ同じくらいの金額だったので驚いている。

 

 相談は、車検時に行われたオイル漏れの修理が今回のオイル漏れと同じなら再修理ではないかということだが、その確認と説明をお願いしたい、というもの。

 相談者は見積金額に苦情を言っているのではない。 
 お金のことではあるが、一度直した箇所からオイルが漏れた、いわば「再修理に修理代金が必要か」という一般的な疑問を投げかけている。

 

 車は平成8年式。20年は乗っている (相談時) がかなりの高級車。

 相談者も「愛着はあるが、寿命なら乗り換える」と、決して横柄ではなく、わからないから教えて欲しいというスタンスだった。

 

 問題は、今回のオイル漏れが再修理に該当するかどうか。
 とりあえず、今回の見積書と前回車検時の請求書をファックスしてもらった。

 

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