整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

無断で撤去された看板


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    弊社工場は幹線道路から市道に入り、さらに脇道を入った奥まったところにある。

    幹線道路からだと見えないので工場の所在を示すために弊社の先代社長が、幹線道路に繋がる市道の入口に、鉄骨4本に畳を横に2枚並べた高さ2mほどの弊社を案内する小さな看板を設置した。

 

    看板を立てた場所は、先代社長の従兄弟の所有地で先代がその従兄弟に口頭で依頼し、無償貸与という形で数十年前に『快諾』してもらったと聞いている。

 だから、看板自体はもうかなり古い。

 

    ところが、先日、その看板が撤去され、跡形もなくなっていることに気づいた。

 

    弊社先代もその従兄弟も既に亡くなっている。

 聞いた話では先代の従兄弟の子が土地を売り、弊社とも全く関わりのない人が購入してそこに家を建てるため、看板が邪魔になったらしく撤去されたという。

 

    土地は弊社のものではない。しかし、看板の設置については了承を得て何十年にもなるのに無断で撤去・廃棄されたことについては憤りを感じている。

    こういったことは法的にどうなのか知りたい、という相談。

   

掲載して1ヶ月が過ぎたので続きは以下に移動しました。

 

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