整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

ストーカー行為とは言えないが


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 整備事業者に廃車手続きを頼んでから(だと思う)気味の悪いことが続いているという相談があった。

    

 『気味の悪いこと』とは、ユーザーの携帯電話に非通知で電話が入ったりショートメッセージが送られてくることで、電話は職場や実家にも入るらしく、おそらく同一人物だろうということだ。

 怖いのは、恐る恐る電話に出て「どちら様ですか?」と聞いても答えないこと。 

  ちなみに相談当時はスマホではない。

 

 それにしてもこの内容のどこに自動車の整備が関係するのか?

 

 意味がわからず聞いたところ、『整備事業者に廃車の手続きを頼んでから』こういったことが始まったという。

 この結論を導き出した理由は、携帯にだけに電話がかかってくるなら誰かから聞いたと考えられなくもないが、職場や実家の連絡先は一緒に漏れたと考えたほうが自然。

 思い至ったのは廃車手続きを依頼した車のグローブボックスに残したローン用紙等の各種書類だということだった。

 

 車を購入した時に記入した各種書類の記載住所が実家で、今は実家住まいではないというのもある。

 廃車を依頼しているのでそういった個人情報だけが洩れ出るのは考えにくく、転売されて、購入した人ではないかと思っている、とのこと。

 (やっと話が飲み込めた)

 

 近隣事業者との廃車手続きによるトラブルというわけではないが、こういった『ストーカー』行為が怖くて相談させてもらった、ということだった。

 

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