整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

踏み込んでいる領域は


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    相談してきたのは事業者。

 弊社懇意のユーザー『A』の軽自動車を廃車・廃棄してほしい、とAの友人『B』から依頼があり、引き受けた。

  (この時点でアウト状態)

 

    Bに必要な書類を伝え、廃車手続きのための費用と車のキーを受け取り(費用を受け取ったら逃げられない)請け負った。

 

    廃車依頼された車を確認しに行くと、車はAのものに間違いない。
 ナンバーもついていてバッテリーを繋いだらエンジンもかかった。

 

    ただ、車の内部に廃棄物(産廃か一廃かはわからない)が満載されており、Bに連絡すると、その廃棄物の処分もお願いしたい、とのことだった。

    しかし、それは依頼内容から外れるので「荷物についてはそちらで処理してもらわないと廃車・廃棄手続きは行えない」と伝えた。
 すると、一息置いて「わかった、なんとかする」と言ってすんなり引き下がり、日が経ち、車の状況を時々見に行くと少しづつではあるが荷物は減っていた。

 
 この期間にわかったことごある。放置している土地が他人名義の土地でAの軽自動車は無許可不法放置車両という形であることがわかった。

    Bからそんな話を聞いていない。

    車を移動させるときに土地所有者から苦情を言われるくらいなら依頼された、くらいは言うが、金銭的な要求があればどうしたらいいのだろう。

 

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