整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

本当の相談か責任逃れか


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 整備事業者から「以前、弊社の所有権をつけた軽自動車を分割払いにして販売したがその車のことで相談したい」と。

 

    この車のナンバーは当県だが使用者は入院しており、車は現在、使用者(購入者)の子息が他府県で使用している。

 当県の『自治体』は、所有権をつけている弊社(相談事業者)に「税金が未納で困っている。今年度までの税金は当方(当該自治体)が立て替えて支払う体にし、廃車手続きを行いたいので御社が留保している所有権を解除してほしい(申請依頼書や承諾書等の書類が欲しい)」と言ってきた、という。

     (職権抹消するということ?)

 

    税金の滞納はかなりの期間だというので他府県では無車検・無保険で使用している可能性がある。

 したがって自治体の言い分はわかるので弊社が行政からこの依頼をうけていいものかどうか、アドバイスがほしい。

 ちなみにローンは完済しているので所有権を解除すること自体、問題はない。

 

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