整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

車検から戻ってきたら


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    「新車で購入し、2回目(5年目)の車検を受けたばかりの輸入車ですが、車検から戻って来たらサイドミラーが動かなくなっていました」といって電話をかけてきたのは女性ユーザー。

 「購入も、2回の車検もオイル交換なども全てこの事業者に任せてきました。でも今回の車検作業で整備事業者が何かしたのではないかと思っています」と。

 

 サイドミラーは以前から動かすと音が出ていたから、前回の車検時にも事業者に相談しましたが「部品代が6~7万円もし、修理は交換になるので壊れてからのほうがいいのではないですか」といわれ、とりあえず作動もするのでそのまま乗っていました。

 

 しかし、この度のことは理解に苦しみます。(なぜ?)

 

 工場が壊したとまでは言わないですが、何にというわけでありませんが、例えば、普段のオイル交換などでも工賃が割高で、それは専門の事業者だからということで理解しているきたつもりです。

 だからこそ、こういった故障のないのが専門の事業者だという思いもありました。

 私の言っていることはおかしいのでしょうか?

 

 相談内容を聞き終わっても、相談者の女性が何を言っているのかわからなかった。

 

 要するに、以前からサイドミラーを操作すると作動音がし、徐々に音が大きくなり、気になって相談すると「部品代も高いから交換は壊れてから」と提案されてそのまま乗り続けていて今回の車検のタイミングで壊れたから事業者が車検時に何かして壊れたのではないかと疑っている、という苦情だ。

 

 事業者に話を聞くまでもない。

 

掲載して1ヶ月が過ぎたので続きは以下に移動しました。

 

 

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