整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

突然、エンジンが空回り


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    新車で購入し、6万km走行している車だが先月、交差点で右折しようとステアリング操作を行ったところ、突然、空回りしたようにエンジン回転だけが上がり、駆動しなくなった。

    突然の出来事で成す術なく、若干の下り傾斜と惰性でなんとか曲がりきったが対向車が来ていたら事故になっていたかもしれない。

    そのまま路肩に寄せて停止し、しばらくしてアクセルペダルを踏むと普通に走行出来るようになった.

 

 購入店にこの内容を苦情として訴えたところ、「エンジンオイルを交換すれば直る(当方は違うと思う、が逆らわない)」と言われ、交換してもらったところ、実際にそれから症状は1度も出ていない。

 

 しかし再発する可能性はあるのでメーカーのお客様相談室に苦情を伝えた。

 すると「内容は社内で共有し上部にも上げる」といったが、私(相談者)は「こんな危険な状況になる車の情報だから外部にも公表して注意喚起してほしい」と依頼したが「それは出来ない」と一蹴されたそうだ。

 

    メーカーは、購入者が不具合を訴えてきたらその内容は外部にきちんと公表し、事故が発生する前に対策をたてるべき。

 それがメーカーの責務だとも思うが対応しない無責任さに憤っている、という苦情。

 

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