整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

無車検には臨番マジック


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 事業者から「顧客の車をキャリアカーで引き取りに向かう途中、携帯電話を使用していて警察に停止させられた」(当たり前)という連絡があった。

 

  だから何?あなたは誰?ということで会社名を確認したが、知り合いというわけでもなかった。

 停止させられた際、免許証とキャリアカーの車検証を求められて提示したところ、キャリアカーの車検が切れているとの指摘を警察から受けたという。

 

  おいおい・・・。

 

  警察官には「ここから車を動かさず、キャリアカーは牽引して引き上げるように」と指導されたが、弊社には『仮ナンバー(赤枠ディーラー番)』があり、それを持ってきてもらってキャリアカーを回送する、と警察に伝えたところ「それは認められない」と言われた。

 

  『仮ナンバー』は検査等が切れた車両の運行に使用するためのものであり、当該車両に取り付けたら車検切れでも走行できることは誰でも知っている。

 警察官の横柄な物言いにも腹がたって、警察官が「認められない」ということ自体納得できない。
 まだ現場にいるがどうしたらいいか、という相談。

 

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