弊社の所在地はいわゆる観光地にある。
観光時期になると都会から毎年大挙して観光客がやってくる。
そんな観光シーズン真っ只中に雪が降り、慣れない観光客が車をスタックさせしまい、その救援依頼が地元の宿から舞い込んだ。
救援作業としては『ワイヤーで引き上げる』だけのポピュラーなものだが、顧客の車両にU字牽引フックを装着しようとしたところ、ユーザーの車側の牽引フックが何らかの加工により削られていた。
目視で強度的に問題があるように見えたのでそのまま作業を進めることをためらい、フックの削れた部分を写真に撮って(ナンバープレートは写していない)依頼者に状態を確認してもらうことにした。
作業前のルーチン・ワークとして『車検証を確認』し、『免許証で本人確認』することも忘れずに行った。
依頼者は所有者(使用者)ではなかった。
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