整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

見積り交付は作業開始


f:id:carrot_leaf:20210130185315j:image

 他府県の事業者からの苦情。

 

 そちらの県の指定事業者(民間車検場)で弊社のユーザーが鈑金塗装の見積りを出してもらったが、ユーザーが「少々高い」と感じて他社でも見積りを取るとその指定整備事業者に伝えたところ、「すでに作業にかかっているので無理だ」と言われたらしい。

 

 弊社ユーザーは作業を依頼をした覚えがなく、苦情を言うと「作業依頼を受けた」といって引かないらしく、取引のある弊社(他府県事業者)に問い合わせてきた。

 そちらの県の事業者は見積りをしたら、『作業開始の指示』となるのか?

 

 ちなみにユーザーは見積りを依頼した時のやりとりをメモにして残しており、何度見なおしても作業開始を誤解させるようなやりとりは見当たらないと言っている。

 

 弊社の管理ユーザーではあるが、そちらの県の事業者にしてみればあくまでも弊社は第三者。そちらからその事業者に話をしてもらえないか?という相談。

  

 間を取り持ったりすることはしないが事実確認と、法に触れるのではないかと思われるような場合には是正を促してみるといって一旦電話を切った。

 

 今年からブログでの公開日を1~3日程度に短縮しています。
    この続きに興味のある方は以下にてご購読をお願いいたします。

 

note.com