整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

車が燃えた責任を取れ!


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 内線電話が鳴って受話器を取ると「すごい怒っている人からの電話なんですけど、どうしましょう?」と。(やれやれ)

 

 電話を受け取り外線に繋ぐと「車(軽トラック)が燃えた!どうする気や。わしを誰やと思とんか!」と何の脈絡もなく、いきなり理不尽に怒鳴り散らされた。

 

 常識のないどこかの偉い人?とも答えられないので(笑)とりあえず、どうされましたか?と反問してみた。

 

 「どうもこうもあるか!車が燃えた責任を取れ!」と、本当にむちゃくちゃ怒っているけど意味がわからん(笑) ←私は笑っていていいのか。

 

 車は農作業に使う軽トラックで畑に乗りつけ、しばらくすると煙が上がったらしい。

 

 メーカーの『お客様相談室』にも購入店にも同じ苦情を言ったそうだが適当にあしらわれ(と相談者がいうがたぶん思い違い)火に油を注いだ格好になっているのがわかった(笑)←私はまだ笑っている。

 

 「おまえら(当方もメーカーもひとくくり)はこれをどうするつもりか!」と。←初めて会話する相手を『おまえ』呼ばわりするのはどれだけ偉い人でも良くない。

 

 メーカーに苦情を言ったのなら『品質向上のため』確実に記録されている。

 話をじっくり聞いていれば落ち着いてくることもあるのでしっかり聞いてみると、燃えたのは『枯れ草』で車ではない、…と訴えにズレが出た。

 

 さらに聞くと、枯れ草も燻ぶっただけで、火どころか煙も上がっていない。

 ずいぶん話を盛ったな(笑)

 

 ここから以下は当方でまとめた。

 

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