整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

購入後のことも考えて


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 ユーザーからの苦情で、この型の車(車種は臥せるが30年以上前の実年式不明の並行輸入車)で程度のいいマニュアルミッション車を探していたところ、ネットで走行4万km強の超出物を見つけた、という話しから始まった。

(走行距離が額面どおりでも当時の並行輸入車の内部状況は疑問)

 

    販売店は直線距離で500km程離れた場所で整備工場を併設している(なんの意味がある?)専門ショップ。

    購入金額は約180万円。(マニアックな車だが個人的には高いと思った)

 

    様々な手続きを終え、半年近くが経過してやっとそのショップから車が届いた。

 

    届いた日はうれしくて、エンジンをかけただけだったが、比較的調子はよかった。

  (何と比較?)

 

    事業者は「古い車だから故障はあるかも知れないが近くにある代理店が対応してくれるので安心して乗ってください」といってくれたのでその言葉を信用して帰ってもらった。

 

    数日後、初めて軽いドライブに出掛け、20~30km走行したその帰り、クラッチのフィーリングがおかしくなった。 

    車を路肩に寄せて止めたところ、すぐエンジンルームから煙が立ち上った。

 (後で聞いたところクラッチの焼損だったそうだ)

 

    すぐに聞いていた近所の代理店に電話をしたところ、診てもらえることにはなったが、かなりレスポンスの悪い対応だった。

    そこに少し不満はあったが、ともあれ引き取りを依頼した。

    車を預け修理の見積りをしてもらったところ、約40万円ということだった。

 

    購入して(納車されて)初めての走行。

    距離にしてわずか数10km。

    いくら何でもこの修理代はおかしいと思い、見積りをしてくれた事業者にクレームを訴えた(なぜそこの事業者に?)が有償になりますとのこと。

 話にならない。(いやそれはそうでしょ)

 

    様々な他団体に連絡したところ、口を揃えてそちら(当方)の名が出た。

    相談に乗ってほしい。

 

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