整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

エンジンオイル満タン!

 

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オイル満タン

 

    そこそこの年配ユーザーが購入してくれた2サイクル125ccのオフロードバイク

 ピッカピカにして納車した新車だが、1時間もしないうちに「エンジンがかからん!すぐこい!」と、大変な剣幕の電話がかかってきた。

 

    そりゃまあ、納めたばかりの新車なので怒って当然です。
 しかし、不思議に思うのは、納車前の点検では当然ながらなんの異常もなく、絶好調だったということ。

 

    そんなことを思っていても仕方がない。取るものもとりあえず、大急ぎで現場に向かった。

 

 到着すると、まず「金返せ」から始まった。

 そこは平身低頭平謝り。

    ただただ怒りを納めるために謝り続けて、バイクを見せてももらえない。

 

    しばらくしたら、「金が返せないなら、今すぐ別の新車を持って来い」と、とにかく無理難題。

   

    それでもひたすら謝るだけ。

 

掲載して1ヶ月以上経過したので続きは以下に移動しました。

https://note.com/carrot3/n/nbf19f13d39cb