整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

距離を戻すのと同様、姑息


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 2年前に購入した中古車だがこのたび車検を受けたが車検に通らなかった。
 そのことで、購入した事業者と揉めているので相談したいという。

 

  車検に通らなかったのは『エアバッグ』の警告ランプが点灯していたことが原因だが、ランプの点灯そのもので揉めているのではなく、そのランプが黒く塗られていたことで揉めている。

 

 購入した事業者に聞くと警告ランプを塗ったことは認めた。
    しかし、修理代金として3万円を支払ってほしいと言う。

 

  購入時に『エアバッグ』の警告ランプを黒く塗り潰しておいて素知らぬ顔で納車し、それがバレたら「修理はするけど有償」と言われては納得できるわけがない。

  私としては、中古車を購入した店に不信感はあるが、普通に無償修理(車検が受かる状態)してもらえたら、不問にするつもりでいるのに応じようとしない、という。

 

  にわかには信じられないが一応、許可を取って事業者に連絡をしてみる。

 

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