整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

走行中に外れかけたタイヤ

    思い違いかも知れないが安価はいいけど、何かを犠牲にしているのならそれは本末転倒。

 

    タイヤを4本交換した。

    7日後、走行中に「カチカチ」音がし始めたので不安になり、車を止めて確認した…がよくわからなかった。

    さらに1日後、音が大きくなり、「グワン、グワン」という音に変化してきた。

   

 あまりにも大きな音なので恐怖を感じ、車を止めて音の出ている付近を見たら右の前のホイール・ボルト5本の内、2本がなくなっており、残りの3本もグラグラに緩んでいた。

 

    この1本だけがこんな感じで他のタイヤは大丈夫そうだった。

 このことをタイヤ交換した工場に苦情としていうと、「当社では二人体制でトルク管理をしており、絶対に間違いはない」と言う。

 しかし、私はホイール・ボルトを緩めたことはないし、今回の件はタイヤの交換をしてからの出来事。しかも一箇所だけである。

    現状、フロントハブのボルト取付け部とボルトが再使用ができなくなった。

   

 事業者は、「当社の作業には絶対に間違いはない」といっているが、人間のすることでもありミスはあるものと思っている。

 

   で、相談したいのは、タイヤ交換した事業者に再使用できなくなっている部位を弁償させたい、というものだった。

   

 

公開して1ヶ月以上経過したので続きは以下に移動しました

   https://note.com/carrot3/n/ne84f3d83552b