整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

ストラットの異音は目視で

 

 

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8年ほど前に購入した車だが、走行中にカタカタ音がするようになった。

    整備工場に持ち込んだところ、点検した整備士が「音はショックからなのでストラットを交換しないと直らない」といい、見積書を書いてくれた。

 

    ただ、部品の在庫がなく、取り寄せになるというので部品が入荷し次第、入庫するという約束をした。

  ところがそのすぐあと、帰る途中、突然大きな音がしたので驚いて車を止めるとタイヤが一本、車の前を走って行った。

 

 転がるタイヤを呆然と見ていた(すぐあとにわかるがまさか自分の車のタイヤだとは思わなかった、といっていた)が幸い、そのタイヤが歩行者などに当たることもなかった。で、車を降りて見て驚いた。

 フェンダーが凹み、バンパーに大きな傷がついていた。(この時にタイヤがないことを知ったらしい)

 

 何が起こったのかわからずパニックになってロードサービスを呼び、最寄りの工場に搬入してもらったが、タイヤの取付け(ボルト・ナット?)がちぎれ飛んでおり、フロントハブが使い物にならなくなっているということでハブを交換してもらうことになった。(在庫があったらしい)

 

 ハブを交換してもらったのは故障だから仕方ないにしても、問題はこのハブを交換した後から走行中のカタカタ音がしなくなったことだ。

 

 

 掲載して1ヶ月以上経過したので続きは以下に移動しました。

https://note.com/carrot3/n/nb40c24f9195f