整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

預かりタイヤの処分

   

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 一部のユーザーのタイヤを工場の倉庫で預かっている。

    ほとんどのユーザーはシーズン毎にタイヤの入れ替えをし、交換したタイヤもまた保管するが、それほど雪の多くない地域なのでシーズン毎に必ず入れ替えを行うユーザーばかりではない。

 

 スペースが同じなので倉庫の中身が入れ替わるかどうかだけなので保有台数が増えればスペースは確保できなくなる。

 預かりは無償だが、交換は工賃をいただいている。

 だから、入れ替えない人も少なくない。

 

    それでも車検だ、オイル交換だと入庫してくれればいいが、10年以上預かったまま、連絡が取れず、自宅に住んでいる気配のないユーザーもいる。

 そこで、そんな人から預かっているタイヤを廃棄することにし、実際に廃棄した。

 

 すると、まるでその廃棄するタイミングを見ていたかのように預かっていたタイヤを入れ替えにタイヤの所有者ユーザーがやって来た。

 

 

掲載して1ヶ月が経過したので続きは以下に移動しました。

https://note.com/carrot3/n/n0533a008ec6a