整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

ローンが通らなかった客



f:id:carrot_leaf:20200626175918j:image

    車検を依頼されたが、ユーザーは車検ローンの審査が通らなかった。

    この車検作業を続けても費用が回収できくなる可能性があり、不安だ。

    トラブルにならないようにするにはどうすればいいだろうか? 

 

    「支払いの術が確定したら車検を請け負う」ということで契約したのなら、ユーザーがその約束を破ったことになるのではないか?ということは、契約が成立していないと思う。

   

    現状、作業はどこまで進んでいるのか?と聞くと、「ジャッキアップしようとしただけで何も行っていない」と。

   

    だったら、『契約自由の原則』というのがあり、客が自由に店を選べるよう、店にも客を選ぶ権利がある。

    『お客様は神様です』と昔流行ったフレーズかあるが、頭に『キチンとお支払いをしてくれる』という枕詞があってこそではないかと、私は思っている。

    仕事はボランティアではない。

 

掲載して1ヶ月以上が経過したので続きは以下に移動しました。  

  https://note.com/carrot3/n/n5e6d4df53655