整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

発注したものと違う装備


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 相談者は法人ユーザー。トラックの商談で事業者とトラブルになりかけている、という相談。(まだトラブルにはなっていないというが、充分トラブル)

 

 購入したのは中古車店。

 購入したトラックを鈑金事業者で改造し、冷凍庫を架装・装着。

 冷凍庫は、登録手続きと車検を行う整備事業者が手配した。

 したがってこの取引には中古車店、鈑金事業者、整備事業者の3社がかかわっている。

 

 結構な金額なので、契約は全て書面で交わし、支払いは全て中古車店に行う。

 

 鈑金事業者の作業が予定より早く、中古車店から納車したいとの連絡があり、早速納車してもらったが、喜んだのもつかの間、納車された車には契約した会社の冷凍庫ではなく、他社のものが装着されていた。 

 

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