整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

内燃機関は精密機械


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 オイル交換のキャンペーンをやっているというチラシが新聞に入っていたので車に乗って出かけた。

  作業中、ガラス張りの休憩室から作業の様子を見ていたら、エンジンに棒をいれてオイルを吸い出していた。

 オイル交換といえば、車をリフトで上げるかピットに入れて下から抜くものだと思っていたので珍しく、最後まで見ていた。 

 

 作業後に呼び出されて支払いを済ませ、帰宅したが、自宅でオイルの量を確認したところ、レベルゲージのアッパーラインの1cm以上、上にあった。

 家に帰りついてだから暖気状態でのオイル量なので、このことで車が壊れるのではないかと思い、(なぜそう思った?)オイル交換をした店に連絡して引き取りを依頼した。

 

 しばらくして事業者が車を引取に来たので「オイルを吸い出すから車両下部に残ったオイルと混ざってオイルが入りすぎたのではないか。車が壊れたらどうするつもりか?」といったが、そのことについて返事はなく、説明責任を果たさずに車を持って帰った。

 

 後刻、事業者はオイルを規定の量にして車を持ってきたが、今後オイルの量が多かったことで車が壊れた場合の対応をどうするのか問うと納車に来た整備士は「そんなことで車が壊れることはない」と無責任なことを言う。

 このようないい加減な事業者はおかしい。そちらからきつく指導できないか?

 また、私の車がこのたびのオイル過多が原因で壊れた場合、責任はどこにあるのか明確にしておきたい、という苦情。

 

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