整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

これは『悪魔の証明』か


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 1年前に『車検をするとオイル交換無料』というキャッチコピーに釣られてその事業者に車検を依頼した。

 

    それから1年が経って走行中に突然『オイル警告灯』が点灯した。

    たまたま、通りがかった用品販売店に入り、見てもらったところ、「漏れた形跡はないがエンジンオイルが入っていない」と教えてくれたのでこの用品店でエンジンオイルとオイルエレメントを交換してもらった。

 その3日後、勤務先の駐車場から帰る時にエンジンがかからなくなった。

 

    素人判断だがバッテリー上がりのようだったのでブースターケーブルを繋いだところ、エンジンは始動した。

 

    毎日車に乗っていて特に違和感もなかったことから、バッテリーあがりについて、車を購入した販売店でチェックしてもらったところ、バッテリーの点検で持ち込んだのにオイルに銀粉が混じっていたらしく、「バッテリーもだがエンジンの方がより重症で、エンジンが焼きついているだからオーバーホールか載せ換えが必要」と言われ、驚いた。

  

     販売店にオイル交換の頻度を聞かれ、年に一回くらいには交換していると答えたところ、車検時の記録簿があれば見せてほしいといわれ、グローブボックスから取り出して見てもらったら「車検でオイル交換はされている」と言われた。

 

    1年前に車検時にオイル交換を無料で行ってもらっている。

 記録簿には書かれているというが、オイルを入れ忘れたのではないかと思う。

 オイル交換が行われず今回のような状況になったのなら車検を行った事業者に損害賠償してもらわなければならない。

    どのように話を持っていけばいいか教えて欲しい、という相談。

 

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