整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

中にはキッチュな人も


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 走行中、ワンボックス・ワゴン車の調子が悪くなり、たまたま近くで同系列販売店を見つけて入庫し、そこでオイル交換をしてもらった。

 

 その数日後、この車が車両火災を起こした。

    原因はオイル交換を行った販売店にある。
 (いきなり結論? かなり端折ったな)

 

    販売店は車両火災を予見できたはずなのに教えなかったのと、『無償対応しないので訴訟する!』と。

  (出た!)
 

    話を詳しく掘り下げていってわかったのは、以下の内容。

 ・相談者、消防署、警察、販売店等との立会いで現場検証が済んでいる。

 ・原因は「オイルのメインテナンス不良によるもの」と断定。

 ・車はすでに廃車・廃棄処分されている。

 

 オイルメインテナンスの不良で炎上?

 まだ何か隠しているとは思うが結果がわかっているのに訴訟?

 

 訴えてきている内容を不思議に思い、車両購入、使用頻度、点検実施サイクル、オイル管理等を聞いたところ、こちらの意図するところが伝わらないのか「中古車で買ってから2年に1回(要するに車検毎)は確実にオイル交換をして来た。その証拠もある。だから自分に非はなく、今回、オイル交換を行った販売店が悪い。お金の問題ではなく、今後は弁護士に相談し、オイル交換を行った販売店の非を証明して謝らせたい」と何を言っているのか意味がわからない。

 

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