整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

原因はリコールと誤診だ


f:id:carrot_leaf:20210408115245j:image

 

 車がリコールに該当し、そのことで購入した販売店とトラブルになっている、という電話が一般ユーザーからあった。

 以下その苦情内容。

 

 出先でエンジン始動不能となり、ロードサービスを呼んでエンジンをかけてもらったがロードサービスの人が「バッテリーあがりが原因です」とアドバイスしてくれたので用品販売店にてバッテリーを購入し、自分で交換した。

 

 ところがその数日後、再びエンジンが始動不能となり、車を購入した販売店に引き取りに来てもらったがこの修理後にエンジンから金属音(カチカチ音)が出るようになった。

    

 販売店からの連絡では私の車がリコールの対象車であったらしく、部品をリコール対策品に交換したら始動不能の症状は出なくなった。

 

 ・始動不能の原因はバッテリーではなく、リコールによるものであった。

 ・始動不能後から出始めたエンジン異音が消えない。

   

    これらのことから販売店に『異音の修理』と『バッテリー代金の返金』を要望したがまったく取り合ってくれないというのが苦情の主旨。

 

公開日を1~3日程度に短縮しています。
    この続きに興味のある方は以下にてご購読をお願いいたします。

 

 

note.com