整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

整備保証書の押印の有無


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 今朝、2ケ月ほど前に定期点検を実施した車のエンジンがかからなくなったとユーザーから苦情の電話があった、と相談をしてきたのは中古車販売事業者。

 

 中古車販売事業者は定期点検を整備事業者に外注しており、車の点検後の走行距離は1000km弱。

 車は点検を実施した事業者が積載車で引き上げ、「点火プラグに異常があった」とのことで今、弊社(中古車販売事業者)に納車された。

 

 整備事業者が行ったのはプラグ交換だけだが、点検後、間がなく、ユーザーからも「整備事業者(外注先)にきちんと点検したのか確認してほしい」といわれているらしい。

 

  それなら直接聞けばいいのではないか?というと「整備事業者と話はするがその前に『整備保証』について聞いておきたい」とのこと。

 

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