整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

クレームなのに費用負担


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    新車で購入した軽自動車(現在の走行距離は5万8千km)だが冷却水の吹き返しがあったことでラジエターとヘッドガスケットを交換し、ヘッド面研磨を行った。

 しかし、修理後からノッキングが発生するようになったので苦情を伝えたところ「ハイオクガソリンを入れたら消える」と言うのでその通りにしたが改善しなかった。

 

 その後、車検を受けた。

 そのときにも同じことを訴えたが「問題ない」と言われた。

 

    ある日、ブローオフバルブの修理に持ち込んだ。

 この時、見たことのない年配の整備士が出てきて「ターボの取付ボルトが緩んでオイルが洩れている」と教えてくれた。

 

 これを聞いて今まで同様、苦情を訴えたが「車そのものの保証期間が切れており修理する(ターボ交換)なら20万円ほど必要になる」と言われた。

 私はヘッドガスケットを交換してもらった直後からノッキングについて苦情を訴え続けてきた。

 今回のターボからのオイル洩れもヘッド面研磨作業に起因するものだと思っている。

 それらを対処しなかった事業者の落ち度ではないか、という苦情。

 

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