整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

オイル洩れの事実確認が先

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 弊社でタイミングベルトを交換したあと3万kmほど走行している車のユーザーからオイル漏れをしたと連絡があった。
 しかし、問題はオイル洩れではない。

 

 ユーザーは、自宅車庫にオイルの洩れた跡を見つけたが弊社が休みだったので近所の系列販売店に持ち込んだ。
 その販売店が「以前、タイミングベルトを交換しているようだがオイル洩れはその時に各ボルト類が規定トルクを守られずにに締めているために洩れている」とさも弊社の作業に落ち度があるようユーザーに説明した。

 ユーザーからの今回の苦情は、それを聞いてからのもの。
 販売店の無責任な放言は名誉毀損や誹謗中傷、侮辱罪等に該当しないか聞きたい。
 場合によってはメーカーとも話をするつもりだと相談事業者もかなり鼻息が荒い。

 

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