整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

作業ミスは認めて謝罪を

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 車検に出した事業者から「左後のブレーキランプが点いたり点かなかったりする。接触不良かと思い調べたらコネクタが溶損していた」という報告があった。

 

 接触不良なら理解できるが溶損は不可解。

 修理を頼んでから原因をあれこれ考えて、前回車検の半年ほど前に左後から追突され、当該部分を修理したことを思い出した。

 

 今回の故障はその時の作業ミスを疑い、作業をした修理事業者に話し合いを求めて溶けたコネクタを持ち込み見てもらった。

 すると事業者は「弊社には関係ない」と言って取り合わず、一蹴された。

 

 事業者に修理費用を求めたいのではない。しかし、謝罪くらいあってもいいのではないかというのが苦情の内容。

 

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