青年部の集まりで浮かない顔をした人がいて「どうしました?」と聞いた。
「新車を買ってもらった客から、今まで乗っていた車を廃車にしてくれと頼まれたけど、車検が残っていたから切れるまで自社名義にして(ここはまだまし)代車として使っていたら、それを売ってくれという客が出てきたから販売したが、そいつが名義を変えず、事故をして逃げて・・・」という話。
リサイクル法が施行されてすぐくらい、懐かしい。
自社名義にしてリサイクル料を返金していないのもまずい。
名義変更を自分でするというから安く譲ったが、ナンバーから「所有者」であるうちに捜査が入った。
うちは無関係だと言ったが、「名義がそのままでは言い訳にならない。関係ないと言うなら“売買契約書”を見せて」と。
こんな形で販売した車に売買契約書がいるのか?
問い合わせに答えることは個人情報の漏洩にならんのか?
あ~・・・
この手の話はほんと、よく聞いた
・販売したら売買契約書を作成するのは当たり前
・販売は所得。脱税にもうながる。
・廃車を依頼されて使用していたらリサイクル法。リサイクル料金の搾取。
・引き取り業がなければ産廃法も関わる。
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効かれているのは事故当事者のこと
情報漏洩の問題ではないな。
犯罪に使われていたら(事故して逃げている)なら犯人隠避じゃね?
売掛金の所でも書いたが、車を買ってくれた今回の客は、
昔からの知り合いで懇意な人。
裏切られるときはそんなもん。
車両販売時に売買契約書をおざなりにして名義変更を自分でするということを鵜呑みにした結果だな。
お前が事故をしたわけじゃないから包み隠さず話した方がいい。
名義変更の費用が受け取りにくい場合は、コミコミ価格にしてお前が名義変更をするか、名義が変わったことを確認しろと。
それと
今度から「売れそう」な車を受け取ったら自社名義にするのはもちろんだが、キチンと説明して「売るかもしれないから」といってリサイクル料金を支払え、とも。
いずれにしても新車を買ってくれた客名義でなくてよかったわ、と最後は笑い飛ばしといた。