整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

講演会の話 ①

 相談は受けます 

 が、私から 「こうしろ、ああしろ」 という指示はしません。

 

 話を聞いて一般論くらいを述べます。

 

 一般論も 当たり障りのない話 しかしません。

 

 個別相談などもってのほか。

    別の大きな問題になります(笑)

 

 

  消費生活センターの相談員の方と同じくらい話は聞きますが 説明は、やはり一般論の域をでません。

 

 ただ、一応、後で確認します。

 先生に聞くこともよくあります。

 

 先生に相談し始めた当初は、私の考えと先生の答えが同じであったこと

は、ほとんどありませんでした(笑)

 

    もちろん私が間違っていましたので、何度も先生に怒られました(笑)

 

 最近、やっと 70~80%くらい合致 するようになりました

が、それでも基本的なことだけで、ちょっと言葉が変わって同じような一般論を言って

まだ 怒られることがあります(笑)

 

 先生に聞いてから条件付きでアドバイスすることはあります。

 でも、基本は先生から連絡してもらいます。

 

 だから、「こんな相談  (  具体的な日時場所も含めた個人情報は絶対言わない  )  がありました。気をつけてください」という程度の話しか書けません。

 

 言えないのはやはり、そこは 専門家ではないからです。

 

 トラブルの相談を受けるようになってわかったのは、 言葉尻の一字

 

が変わると答えが変わること。

 

 それがぜんぜん珍しくないことです。

 

 だから余計に、言い切るのは怖いです。

 

花隈鈴江
〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4-8-17
10,000円(平均)2,000円(ランチ平均)

 相談してくる人は、たいてい 『いい人』 です。

 だって、みんな「私は悪くない」といって相談してくる人ばかりですから(笑)

 

 相談してくる人の話を 聞き直すと 二度目に 話が盛られる (これも普通にあります)ことがあります。

 

 下手なことを言い、 ◯◯(私の名前)も言っていた と事業者に伝え、責任をなすりつけられた    ことも一度や二度ではないです。

 

 中には 最初から嘘 で塗り固めた相談 ( もはや相談ではないしすぐわかる ) もあります。

 

 例えば 「整備事業者に修理でクルマを預けた

ら違う車(メーカーも違う)が納車された」

 とか(笑)   

 

  あり得んわ!

 

 それを普通に、苦情として言ってきます(笑)

 

 それでも最初の頃は、こんな話も含めて相談も真剣に聞きました。

 

続く・・・