整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

詭弁で説明不足は補えない

   

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一般ユーザーから

    自分の不注意でリアドアを大きく傷つけ、整備事業者に修理をお願いしたら、「鈑金で修理するのと中古部品に交換するのがほぼ同じくらいの金額なので中古部品を使ってはどうか?」という提案があったのでそれを受け入れ、作業を依頼した。

    ところが出来上がったと連絡を受け、車を引取に行くと交換されたドアには小さいがエクボ傷があり、擦過傷もついている。

    それに前のドアとリアフェンダーの色ともぜんぜん違う。

 ひと目見ただけで分かるほど変色しているので「どういうことか?」と苦情を言うと、「中古部品でいいと了承したではないか。これを修理するならさらに4~5万円かかる」といわれた。

    あなたはいったい、何をいっているんだ?

    それなら中古部品に換える必要はなく、最初から鈑金塗装で修理を依頼していた。

    中古部品を使うということには了解したが、そのまま交換するだけだとは思ってもいなかったしそんな説明もなかった。

 

    自動車の修理業界ではこういった詐欺的な修理をする事業者の言い分が正しいのか聞きたい。

 

 

公開して1ヶ月以上経過したので続きは以下に移動しました

https://note.com/carrot3/n/n1982b078264a