整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

16年で走行22万km超なら


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 登録から16年、走行22万km超の乗用車に乗っているユーザーからの相談。

 

 走行中の振動が大きくなったので自分が勤める会社と取引のある自動車整備事業者(指定工場)に修理を依頼したという。

 

 事業者から「原因は2本のプラグだが交換するなら4本全て行った方がいい」とのアドバイスがあり、45000円ほどを支払った。

 あまりに高額なので交換時に「これで完全に直るか?」と念を押したところ、ハッキリと「直る」と言った。←これがネック。

 

 次の日「修理が完了した」と連絡はあったが、この日は取りに行けなかった。

 その数日後、事前連絡をせずに引き取りに行くと、フロント周りの部品が外され、納車してもらえる状態ではなかった。

 

 仕方なく、再び代車で帰った(途中がかなり端折られている)がしばらくして「事務所にFAXしておくから確認しておいて」という連絡があった。

 

 何のFAXかわからなかったが送られてきたものは3万円超の金額が書かれた見積り書だった。

 

 電話をかけて説明を聞くと先の修理代金とは別の修理だという。

 これではプラグ交換の時に『完全に直るか』と念押しした意味がなく、私(相談者)としては納得出来ない。

 そちら(当方)から事業者に連絡し、間に入って交渉してもらいたい。

 警察に行くことも考えている、とのこと。

 

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