整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

作業後に電源が入らなくなった


f:id:carrot_leaf:20201224145331j:image

 車は12年前に登録した乗用車。充電不良があり、原因はオルタネーターだと言われ、リビルド品に交換してもらったのだがこのことで事業者とトラブルになりかけているというユーザーからの苦情・相談。

 

 ユーザーの話ではオルタネーターを交換してもらった帰り道、ナビの電源が入らないことに気付き、その場から事業者に電話連絡し、とりあえずこの時はそのまま帰った。

 

 数日後、この修理事業者に車を持ち込むとすぐに点検してくれたが「ナビに電源が来ていない」という診断とともに「電源が来ていないことと、オルタネーターの交換作業は無関係」であるとも言われた。

 

 しかし、オルタネーターを交換してから電源が入らなくなったのは事実。

    交換後に電気系統の確認を怠ったことも事業者は認めた。

 それでも事業者は自社に責任はないという。

 そんな説明で納得できるわけがない。 

  

 この苦情を受け、事業者側にも話を聞いてみたいが構わないか?と了解を得て折り返し連絡することにし、一旦電話を切った。

 

  

試験的に公開日を短縮します。

 この続きに興味のある方は以下にてご購読をお願いいたします。

 

note.com