整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

新車時に手配したもの

f:id:carrot_leaf:20210112122015j:plain

 

  

 ユーザーから、「エンジンオイルの交換で持ち込んだ事業場に『整備出来ない』とか『車検を通せない』とか、訳の分からないことを言われている」と、かなり激高した苦情の電話があった。

 

 『出来ない』『通せない』と言われている理由は『タイヤ』だそうで、直進状態でフェンダーから少しはみ出ているらしい。

 

  しかし、タイヤがフェンダーからはみ出していたら販売店の言うことに間違いはないと思うが?というと、「車はこの販売店で新車購入し、その時に手配したスタッドレスタイヤだ。今まで何度も来店しているが今回のようなことを言われたことが一度もない。入れ替え作業も同事業者で行っている。それがオイル交換で今回入庫してこんな言われ方をされて憤慨している」と。

 

  なるほど、それは腹が立つかもしれない。

 まだ事業場にいるというので担当者に電話を替わってもらった。

 

 試験的に公開日を短縮しています。
 この続きに興味のある方は以下にてご購読をお願いいたします。

 

  

note.com