整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

解雇された依願退職者

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 事業者から「人事のことで話を聞いてもらえないか」という相談があった。

 

 これも専門外なので話を聞くだけになるが、必要なら社労士の先生を紹介すると言って以下の話を聞いた。

 

 今年(当時)初め、弊社に入社してきた従業員(50歳代)のことだが、約半年後の月末に「諸般の事情(事情は聞いたがはっきりとはしない)により退職したい」という申し出があった。

 

  入社させるときに、年齢的にも体格的にも他の従業員と同じように働いてもらうには無理があるというのはわかっていたが、折からの整備士不足で車検・点検等、決まった作業をしてもらえれば充分という認識で雇用した。

 

  点検・車検以上の仕事をこなしていくような前向きな取り組みを示せば、ボーナスで調整しようという軽い気持ちもあった。それが今年の初め。

 

 そうはいうものの、正直『いつまで持つか』という気持ちの方が大きく、以前の職場(他市の整備事業者)をなぜ辞めたのか、といった理由もあえて聞かなかった。

 それが半年ほどで『退職願』を出してきた。

 

  これも一応、想定内だったのでこの申し出もあれこれ聞かず、すんなり受け入れた。

 

 話をして退職日は次月の20日付け(給料の締め日)という約束(口頭)をしたので弊社としては21日からこの従業員は来ないものとして仕事の段取りをしていたのだが、出社して来た。

 

 

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