整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

鍵がない車の事故

 


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    弊社には軽自動車の代車が3台ある。

    この代車、夜間は弊社敷地内工場横の柵やチェーンのないの屋外駐車場に止めている。

 

 代車の鍵は事務所に入ってすぐ左、フックを横並びにしてタグを付け、預かりの車とわけて車種がわかるようにかけてある。

 

    今朝、その代車の「鍵が1つ見当たらない」と事務員が騒いでいた。

    なくなったのは鍵だけで他は何もなくなっていない。

 カギは誰が管理しているという責任者を設けているわけではない。

 それは誰が見てもどこにあるか一目でわかるからだ。

 

    とりあえず、事務員の机の中に予備の鍵があるので業務には支障が出なかった。

 それにしても鍵がなぜなくなったのかがわからない。 

 

 最後に使ったのは車検で入庫していたユーザーだ。

 従業員がポケットに入れたままという可能性も考えたが、聞くまでもなくカギは間違いなく返してもらい、複数人が、いつもの場所にそのカギがぶら下がっていることを確認している。

 

    その数日後、鍵のなくなった代車が消えた。

 盗難された可能性が高い。

 どうすればいいか、という事業者からの相談。

 

    相談事業者のこの大変落ち着いたものの言い方から、本当に盗まれたのか、虚言で他に何か目的があるのではないか?と疑ったほどだ。

 

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