整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

処理済みなのに変化がない

 


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 検査をしたというユーザーからの苦情。

 整備事業者に「フロントウインドウに傷があるのでこのままでは検査に合格しない」と言われたが、ガラスを交換するのは正直懐具合が厳しい。

 しかし、そのままでは検査にパスしない。

 背に腹換えられぬことからウインドリペアを実施してもらうことにした。

 

 ところが車検完了後に納車された車のフロントウインドウガラスの傷はそのままで、何ら変わっていなかった。

 

 リペア料金はきちんと請求され支払いも済んでいるので何をどうリペアしたのか問いただしたが「作業はきちんとやった」としか言わない。

 

 そうではなくて、きちんとやろうがいい加減にやろうが、傷が取れていなければ(改善されていなければ)やっていないのと同じだと苦情を言ったのであり、きちんとやって車検に通ったというのなら傷は取れていなければならないはず。

 傷が取れていないのだから金額は返金してもらいたい。

 

 また、今回の車検でブレーキパッドが交換されているが、前回(2年前)の車検時に走行8万kmで交換している。

 

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