弊社ユーザーが追突事故をしたが、エアバッグが開かずケガをした。
エアバッグが開かなかった原因を知りたい、という事業者からの問い合わせ。
(無茶いうな)
車の損傷から考えるとエアバッグか開かなかったことが不思議だそうで、端的には前方衝撃センサーの作動条件(検出G)を知りたいということだった。
一般的に作動Gは公表されていない。
エアバッグが普及し始めた頃に、参考数値として12Gくらいだと聞いたことはあるが閾値というわけではない。
10km/h前後でコンクリート壁に当たれば展開すると言われているが、通常は二重検知回路で誤爆を防止している。
少し斜めに当たったりセンサーから遠かったりすると同じ速度でも開いたり開かなかったりする。
高速走行中の車に追突した場合だと、100km/hを超えて衝突しても展開しないことがある。
そんなG自体、測定しようがない、ということ説明して終わらせようとしたが、「実は追突した車を弊社で修理することになったが、預かった車をいくら探しても衝撃センサーが見つからず、取り付けられていないよなので、だから作動条件を聞きたい」と先の質問になったとのことだ。
そういうことなら調べてみる必要はありそうだ。
今年からブログでの公開日を1~3日程度に短縮しています。
この続きに興味のある方は以下にてご購読をお願いいたします。