整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

経営方針に口出しするな


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 並行輸入の旧車に乗っているというユーザーからの相談で、部品が手に入らず困っていたところ、ある整備事業者が「部品は自作出来る」と人づてに連絡して来たので渡りに船とばかりにお願いしたことからトラブルになっている、という内容。

 

 修理の進捗状況について連絡が一切なかったことから、1年近く経過したときに電話したところ「もう持って帰れ」と言われた。

 

 『もう』の意味がわからず「修理は出来たのか?」と聞いたがそのことには答えず、「引取時には作業費用として12万円持ってこい」と言われた。

 

    直っているかどうかもわからない状況で作業費用を請求されても支払えない。

    だからといってそのままにも出来ず、腹立たしいが車を引き揚げることにした。

 

    なんとか受け入れ事業者が見つり、その事業者に引取りを依頼。

 預けている事業者に修理が出来ていないので作業費用は支払わないが車は引き揚げるといったところ、「作業費用を払わないなら車は渡さない」といわれた。

 

 今、この状況だがそちら(当方)から無条件で車を引き渡すように話をして貰えないだろうか、との相談。

 

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