整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

車検後に壊れて廃車


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 軽自動車の車検に15万円超もかかった。

 そしてその3日後、エンジンがかからなくなった。

    車検費用はまだ支払っていない。

 

 原因はベアリング(メタル)だと言われ、廃車かオーバーホールか載せ換えかの選択を迫られている。

 廃車にすると車はなくなり、車検費用の支払いだけが残る。

   オーバーホールも載せ換えも高額修理作業になるので車検が済んだばかりでのこの状況に納得できず、事業者に苦情をいうと「新車を買ってくれるなら(動かない車)5万円で下取りする」と言われたが意味がわからない。

 無償でオーバーホールするか車検費用を無料にするべきだと思う。

 相談に乗ってほしい、という電話。

 

    年式は車検証がまだ交付されておらず、不明(見ていないということ)で走行距離は眉唾物の10万km弱

 

    今どきの車でメタルトラブルが10万km弱で出るならシビアコンデイションでの使用でもよほどオイル管理が悪かったとしか思えない。

    或いはメーターが正確でないという可能性もあるが、車も見ずにそんな迂闊なことは言えない。

  車検を行った事業場は、認証事業者で中古車販売を主とし、車検や重整備は提携指定事業者に外注している。したがって、車検に関しては請負窓口になっているだけになる。

 

 

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