整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

昨年のエアコン修理クレーム


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 「昨年、エアコンが壊れたが、そのことで相談したい」といって電話をかけてきたユーザー。
 当時、冷えが悪くなったので修理を依頼した。


 原因はコンプレッサーで部品代が17万円もするといわれ、他に安く修理する方法を模索してもらったところ、「8万円(しかもそのうち4万円が工賃)で出来る部品がある」というのでお願いした。

(この説明を聞けばわかると思うが、わざとなのか、かなり端折っている)


 ところが交換してもらってからも効きは悪く、1年間我慢して乗っていたが、その部品が今年また壊れた。
 しかも修理には前回と同じ金額を提示してきた。

 

 「昨年直したではないか」と苦情を言ったが対応しようとしない。
 納得できなかったので他社で修理してもらったところ、今回の修理後はクーラーもよく冷えるようになった。

 

 1軒目の工場も2軒目の工場も同じ看板を掲げているのに技術力の差が大きく信用できない。
 私(相談者)としては1軒目の工場に支払った8万円が無駄に思え、2軒目めの工場の修理に充当したいのでそちら(当方)から口添えしてもらいたい、という内容。
 (似たような話、相談はいくらでもある)

 

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