整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

代筆されたマークシート

   

    購入時はご主人も一緒に来店された。

    ご主人が乗って来店することもあった。

    でも、検査や修理依頼などの連絡は必ず奥さんからあり、つい先日も事故の修理を依頼されて、保険を使って直したところだ。

 

  車にはクレジット会社の所有権がついていて、使用者はご主人。使っているのが奥さんという形だから、車のことは何でも奥さんから連絡がある、というのは当然と言えば当然。だから、今回の車検依頼にも何ら違和感はなく、奥さんがいつものように車と各種書類を持ち込んだ。

    必要になるものは事前に渡していたので、継続検査申請書に押印(実際はサイン)もされていた。

    筆跡は明らかに奥さんのものだとわかる。

    だからといって自筆されたマークシートを持ち込まれて「これ、使用者本人のものですか?」とは聞けない。

    

    この時、税金・保険料のことを事前に伝えていたにもかかわらず、少しお金が足りなかった。

    事前に連絡していただけに少し不思議には思った。

    それでも今までの付き合いを考慮すれば、問題ないだろうという判断をして事業者側から「車検後でいい」と言ったそうだ。

  

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 https://note.com/carrot3/n/n5f26247f8582