整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

無理やりの添加剤注入

 

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 家内がガソリンを入れに行ったときにそこの従業員(と思しき人)が「エンジン回りの点検をしましょう」と声をかけてきたらしい。

 

    家内が素直にボンネットを開けたところ、何かの点検機器を出してきたという。

 その機器を車につないだ(ように見えた)ところ、しばらくして「点検の結果、オートマの掃除が必要です」と言われたらしく、ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の交換を奨めてきた、という。

 

 しかし、時間もお金もなく、調子が悪いわけでもないことから交換する理由がわからず、表示された内容も見ていないので家内は丁寧に断ったのだが「このままだと車が壊れてしまうかもしれない」と不安をあおり、「せめて添加剤だけでも入れておきましょう」と、さも親切から注入します、的なニュアンスで返事も待たずにその添加剤を入れたそうだ。

 驚いたのはそのあとで、添加剤の代金5000円を請求してきた。

    家内は仕方なくこれを支払って帰ってきたというが、私はこの話を会社から帰ってきて聞いて憤慨している。

 

 車のことがわからない者の不安をあおり、こういった商品を押し売りをするやり方は非常識だし納得がいかない。

 

 ん~ん、でも整備ではないし当方にはなんの関係もない。

 

    ただ、似たような相談はしょっちゅう舞い込む(消費生活センターと間違えている?)ので後学のため状況を聞いて報告することにした。

 

 

 掲載して1ヶ月以上経過したので続きは以下に移動しました。

https://note.com/carrot3/n/n25476a77f8fa