昔、グローブボックスの球切れをした車が車検で入庫し、その車を納車した直後「球切れはチェックしないのか」とクレームを受けたことがある。
保安基準(車検)には関係ないと説明をした(完全に言い訳だか正論)ところ烈火のごとく怒られたことを思い出した。
ユーザーにすれば大事なのは保安基準ではなく、使い勝手なのである。
法律より大事なものは多い。
音楽を聴く媒体といえば、さまざまな種類があるが、ラジオをあげる人はいないだろう、とは思うなかれ、結構な確率でラジオのリスナーはいる。 仕事でたまに社用車に乗る人、屋外で作業をする人、それこそ整備工場で.....
ところで、音楽を聴く媒体といえば、さまざまな種類があるが、ラジオをあげる人はいないだろう、とは思うなかれ、結構な確率でラジオのリスナーはいる。
仕事でたまに社用車に乗る人、屋外で作業をする人、それこそ整備工場で聞いている整備士には必須アイテム(とは限らないか)でもある。
そのラジオのことで「車検後から鳴らなくなった」とのクレームを受けた、という相談だ。
車は軽の箱バンでユーザーは70歳年配。何年かに一度来店する、いわばほぼ一見さん。
現時点では「鳴らなくなった」とのクレームを受けただけでトラブルにはなっていないが、今後、何らかの要求はあると思う。
弊社がこのユーザーとのトラブルを避けるためにはどうすればいいか、先に相談しておきたいということだ。
車検の請負時にラジオについて何らかの修理を請け負っていれば、契約義務を果たしていないトラブルとして損害賠償しなければならない可能性はある。
しかし、車検とラジオは直接リンクしない。
掲載して1ヶ月が過ぎたので続きは以下に移動しました。